食べ物が食べ物に見えない。
これはもうだいぶ昔の話ですが、メンタルを壊し始めの頃のことになります。
詳しくは別に書こうと思いますが、こんなこともあったということで。
当時、食欲がなくなり、あちこち不調だったのですが、今でもあの衝撃は鮮明に覚えています。
某ファーストフード店で、惰性でハンバーガーを注文したのです。
(昔のことで、当然当時はヴィーガンのヴィの字もしりませんでした)
別にお腹が減ったわけでもなく、なんとなく昼食の時間だったからだと思います。
そして席についてそのハンバーガーを見て、なんと
ハンバーガーが食べ物に見えなかったのです。
言葉では伝わらないと思いますが、なんというか、食べられるもの、とか、食べるためのもの、とか、そういうものではなく、置物というか、無機質というか、そうですね、例えていうなら飲食店の蝋細工の見本のような感じでしょうか。
そんなことは経験したことがなかったので、当時、そういう感じになってしまった、という事にショックを受けた記憶があります。
そのハンバーガーを自分が食べたのか、実は覚えていません。
どうしたのかな、食べたような、食べていないような。。。
この衝撃が分かる方、実はけっこういらっしゃるのではないでしょうか。